私が看護の道に進んだきっかけは、大学在学中に海外協力隊の活動に憧れたことがきっかけでした。当時は一般大学でドイツ語を専攻していて、このまま普通の社会人になるよりも、看護師の資格を取ったほうが夢を叶える近道になるはず!と考え、卒業後にAMG(上尾中央医科グループ)の看護学校に進学しました。新卒からグループ病院に20数年勤務し、与えられたお仕事や良い上司との出会いがきっかけで感染管理認定看護師や認定看護管理者資格を取得し、流れに身を任せてきたら当院の看護部長になっていた…という感覚ですね。今も海外協力隊の活動に憧れ続けていますし、いつか海を渡って働く日を夢見ながら、目の前の仕事に全力で取り組んでいます。
新人時代は手術室とハイケア病棟に勤務し、仕事の幅を広げるために救急外来の夜勤や内視鏡室の業務も任されていました。当時は覚えることが山積みで大変でしたが、すべてが自分の財産になっているので、当時の上司にはとても感謝しています。
手術室では翌日の予定が組まれているため、事前に介助手順を練習して臨んでいたものの、練習の成果が出ないことが多くてよく落ち込んでいました。そんな時に支えてくれたのは、仲間とお酒とゲームの「桃太郎電鉄」(笑)。今となっては、みんなでワイワイお酒を飲みながら桃鉄をした日々が本当に良い思い出です。
今、自分がなりたいと思う看護師像を忘れずに仕事を続けてほしいと思います。長い間看護をしていると、患者様に優しくなれなくなった看護師を見かけることがあります。おそらく、働き過ぎてそうなったのでしょう。きっとその看護師も、新人時代は理想の看護師像を描き、大きな優しさを持って患者様と向き合っていたはず。理想のケアを提供し続けるには、看護師自身の心にゆとりが必要ですから、ぜひ息抜き上手になり、自分を大切にしながら働いてください。

休日の一番の楽しみと言えば、歩いて5分のラーメン屋さんで「ネギみそらーめん」を食べること。その後は特に予定がなく、お金もないので近所の土手を10~20キロ走っています。ときどきマラソン大会にも出場し、フルマラソンを完走したこともあるんです。フルマラソンは正直かなりキツいのですが…、自分を追い込んで楽しんでいます!
いろいろ考えているタイプに見られますが、
たいしたことは考えていません(笑)。
頑張り過ぎず、上手に息抜きを。
