私が職場選びで重視しているポイントは、働きやすさと教育面。人間関係が良好で、プライベートの時間をしっかり確保できる職場なら、仕事へのモチベーションを高く維持できそうですし、教育制度も整っていると安心して働けそうです。そんな私が気になっているのは、東京都東久留米市の「滝山病院」。2022年に新築リニューアル、2024年に新棟オープンと、進化を続ける中でも家庭的な温かい雰囲気はずっと変わらず、新人への教育体制も整っているのだとか。私を迎えてくれたのは、入職11年目の看護副主任さん。働く魅力について詳しく聞いてみよう。では早速、先輩訪問スタート!
入職11年目の看護師さん。
働きやすさや温かい雰囲気に惹かれて入職。
北棟4F内科病棟の副主任。
新卒時は島根県の大学病院で働いていて、結婚をきっかけに東京に転居し、就職先をインターネットで探していたところ、こちらを見つけました。「残業がなくてお休みが取りやすく、人間関係が良好」という情報が書いてあったので、見学に行ってみようと思ったんですよね。
とてもアットホームな雰囲気でした。どの部署のスタッフさんもフレンドリーで、丁寧に説明してくれたので「良い職場だな」と思いました。また、そのときに、当時の看護部長が私の友人の知り合いということが判明して、驚きましたね。
何かの縁を感じましたし、当時の看護部長は話しやすい方で、職場の雰囲気も温かかったので、こちらに入職しようと決めました。入職後もその印象は変わらなかったですし、現在の看護部長も気さくな方で、人間関係はとても良いと感じます。
入職前の情報通り、ワークライフバランスを大切にしながら働ける職場です。年間休日は120日(+有休)あり、有休消化率はほぼ100%で、希望休もほとんど通り、連休も取得しやすいので、働きやすさはとても整っています。
ベッドサイドに行く時間はしっかり確保できます。私は、清拭・おむつ交換・食事介助などをしながら、患者様とコミュニケーションを取るようにしています。自分次第で患者様と関わる時間は作れる環境です。
元気なときはグルメだったという高齢の患者様が、病院食の味に慣れず、全く食事を摂れていなかったのですが、患者様とコミュニケーションを取る中でその方が「甘いものが好き」と判明したので、医師に「イノラス(甘い味の経腸栄養剤の経口摂取タイプ)はどうですか?」と、提案してみたんです。そうしたらすぐに「試してみようか」と採用してくれました。その結果、患者様に好評で、口から栄養をしっかり取れるようになり、施設に退院することができました。
そうですね。医師との距離が近く、普段から業務の話だけでなく雑談もできるので、話の中で「これはどうですかね」と、気軽に伝えられます。部署・職種に関係なく人間関係が良好なことが当院の魅力で、新人さんもすぐに馴染める雰囲気です。
はい。週に一度、病棟で業務カンファレンスを行っていて、その際に「困っていることはない?」と新人さんに声を掛け、意見を伝えやすい環境をつくっています。そこで何か意見が出たときは、すぐに実行します。まずは1週間試してみて、その後は振り返りや評価を行って、さまざまな意見を反映させています。
ええ。2022年春に新築リニューアルをして、2024年春に新棟が完成しました。新棟には回復期リハビリテーション病棟とリハビリテーション室を新設して、そのタイミングでこれまで内科・整形外科が混合だった一般病棟が、内科病棟・整形外科病棟にわかれたので、より1つの科に集中して学べる環境になりました。異動もできるので、段階を踏んで着実に学んでいくことができます。
そうですね。病棟や外来だけでなく、手術室・救急室・透析室などの活躍の場もあります。また、当院では「他部署研修」という、他部署の業務を一定期間体験できる研修を実施していて、今後は回復期リハビリテーション病棟にも研修に行けるようになる予定なので、より幅広い経験を積むことができるようになると思います。
入職後はプリセプターの先輩が付いて、業務に慣れるまで丁寧なOJTを行っています。また、新卒者には、苑田会グループ合同の新人研修、病院独自の集合研修、リハビリスタッフなどの他職種が講師となって行う研修など、さまざまな研修を実施しています。その後も、各病棟での勉強会を定期的に開催するほか、苑田会グループ共通のクリニカルラダーに沿った継続教育なども行っています。
当院には長く勤めるベテランスタッフだけでなく、新卒者・中途入職者も多くいるので、新人さんの受け入れ態勢は整っています。また、外部研修にも積極的に参加できて、業務貢献につながる研修であれば、病院が費用を全額負担してくれて勤務扱いで受講できるので、キャリアアップも目指せる職場です。私も上司の勧めで西東京糖尿病療養指導士の資格を取得しました。
忙しいときほどスタッフ同士で声を掛け合うことを心掛けています。入院対応の半分以上が緊急入院なので「手伝うよ」「あと何が残ってる?」と皆で協力しながら、定時で退勤できるように取り組んでいます。
はい。私の配属病棟の目標が「残業ゼロ」で、それに向けて皆で協力しているので、皆ほぼ定時で退勤できています。やむを得ず残業をする場合でも、1日30分程度なので、育児と両立しながら働いているスタッフも多くいるんですよ。
はい。私もこちらに入職してから妊娠・出産を経験して、育休から復帰後は、60分時短→30分時短→フルタイムと少しづつ身体を慣らしていくことができたので、無理なく復職できました。当院は、日勤常勤・時短勤務・パート勤務のほかに、平日のみ・土日のみ・夜のみの勤務も可能なので、結婚・出産・介護など、生活に変化があっても安心して働き続けることができます。
さまざまな疾患の患者様がいるので、わからないことがあれば積極的に先輩に聞ける方が向いていると思います。新人時代は知らないことがあって当たり前で、恥ずかしいことではないので、どんどん先輩に聞いてほしいです。こちらからも声をかけてフォローするので、安心してくださいね。
8:40 | 情報収集 |
---|---|
8:55 | 朝礼、申し送り |
9:05 | 検温、点滴をつなぐ、処置 |
10:15 | 清拭 |
12:00 | 食事介助、マウスケア |
13:00 | ランチタイム |
14:00 | カンファレンス |
14:30 | オムツ交換 |
15:00 | 記録 |
17:20 | 申し送り、勤務終了 |