新卒で総合病院に入職以降、ずっと常勤で働いていたのですが、体調を崩して手術が必要になってしまい、その後、休職していました。ちょうどその時期に「滝山病院」で働いている知人にばったり会って、「元気になったらこっちで少し働いてみない？」と誘われ、未経験の外来に初めてパートで入職しました。
入職後は外来で、内科・整形外科などすべての科を経験し、病棟へ異動。同時期に常勤になりました。当時から先輩方はとても優しく、業務のことだけでなくプライベートの相談も乗ってくれるなど、本当に人間関係が温かかったので、常勤に戻ろうと思えたんです。その後、上司の勧めで主任→師長→看護部長代行を経験し、2023年に看護部長に就任しました。周りの仲間や先輩の支えがあったので、ここまで頑張ることができているのだと思います。

新人のときは、医師に滅菌したピンセットを渡す際に緊張から手が震え、ピンセットをあちこちにぶつけて台無しにしてしまったり、輸血の差し替えのときにこぼしそうになったり…。あとは、担当している患者様に「担当を変えて」などと言われて落ち込むことも多くありましたね。そのときは先輩が優しく励ましてくれて、気持ちを切り替えることができました。
さまざまな経験を積む中で、まずは患者様にもスタッフにも「笑顔でいることを大切にしよう」と心掛けるようになりました。患者様が安心して自身の症状や具合を伝えられるよう、そして、スタッフとの信頼関係も築いていけるよう、看護部長になった今でも笑顔で働くことを大切にしています。

右も左もわからなくて大丈夫。技術は後からついてくるので、新人時代は患者様に対して「今この方はなにを望んでいるのか」と、想像して思いやりを持つことを大切にしてください。当院は教育制度が整っていますし、先輩皆で丁寧に教えるので、安心して入職してくださいね。