理想とする看護師への道が開けるはず。
私の看護師としてのキャリアは、キャリアについての有名な理論「計画的偶発性理論」そのもの。目の前の仕事に全力投球していたら、偶然の出会いや出来事が重なり、今のキャリアが形成された、という感覚です。大きな転機となったのは、子育てと両立できる職場を求めて戸田中央メディカルケアグループに入職したこと。多様な診療科を有する本院勤務からスタートし、系列看護学校の教員→回復期リハビリテーション病院の立ち上げ→素晴らしい介護職との出会いから老健に異動を決意→…と、その後もいろいろな施設で勤務して、2022年に当院の看護部長として赴任しました。
新卒時は、興味があった脳神経外科病棟に配属されたことが嬉しくて、はりきって看護研究に取り組みました。しかし、想像以上に忙しい日々で、勉強時間をあまり確保できず、すごく苦労した思い出があります。そんな時、研究論文のコンサルテーションに入って助けてくれたのが看護学校時代の恩師でした。卒業した学校の先生方とは今でもつながっていて、仕事で悩むといつも相談してアドバイスをいただいています。
とにかく、目の前の仕事に全力で取り組んでください。そして、日々の小さな成長を実感し、自分に自信を付けていきましょう。愚直に努力を続けていくと、悩んでいたことの解決策が見つかったり、先輩が温かい手を差し伸べてくれたり、目指したいものがみつかったり、と良いことがたくさんあります。自分磨きを怠らないようにしてほしいです。