未来の職場リサーチ
先輩:看護師さん (入職2年目) | 富山県出身。進化を続ける病院に 魅力を感じて新卒で入職。 |
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より働きやすく、魅力的な職場環境となりました。
出身は富山県ですが、学生時代から東京での生活に憧れがあり、看護学校の恩師に奨学金制度を利用できる都内の病院をいくつか紹介してもらいました。当院は「両国駅」から徒歩7分という便利な立地にあり、リニューアルオープンも控えていたので、仕事もプライベートも楽しめそうだなと思って入職を決めたんです。
新棟は「中央棟」という名称で、急性期330床の入院設備が入る地上12階の建物です。地域の基幹病院として、大規模な災害に見舞われた際も診療を継続できるように、新耐震基準を満たす免震構造となっています。ちなみに旧病棟は解体して整備を行っていて、2023年12月には新病院としてグランドオープンする予定です。
はい。中央棟のオープンと同時に、病院の出入口となる「エントランス棟」もオープンし、2Fにはコンビニ、3Fには保育室などの職員用設備が入っています。また、全体の病床数を403床から360床へ縮小したぶん、病棟に広いスペースが確保され、患者様にも職員にも快適な環境が実現しました。
手術室が新しくなって高機能な医療設備が導入され、できる限り低侵襲な治療を行える体制が整いました。また、東京都より「地域医療支援病院」の認定を受け、近隣の開業医との連携を強化したり、災害拠点病院を目指して職員の育成に取り組んだり、更なる地域貢献を目指して進化・発展を続けています。
興味のある看護領域を深めることができます。
入職後のOJTはプリセプター制度で、卒後年数の近い先輩がプリセプターとなり、マンツーマンの指導を行っています。集合教育としては、さまざまなテーマの年間研修計画が組まれていて、年度末には「看護技術発表会」もあり、1年間の集大成として、配属部署で実践してきた看護技術の発表を行います。
災害研修ですね。メディアで国内外の災害のニュースを見るたびに、看護師として何かできないかとずっと考えてきたんです。当院では、災害が起きたばかりの急性期のシミュレーション研修を行ったのですが、トランシーバーの扱い方を覚えたり、トリアージを行ったりと、災害時を想定した訓練ができました。
はい。私はまだ参加したことがありませんが、興味のある領域を深めていけるように、院外研修の費用の一部を病院が負担してくれる制度が設けられていて、看護協会主催の学会は出張扱いで参加費用も病院が全額負担してくれます。また、「資格取得支援制度」もあるため、感染管理、皮膚・排泄ケア、緩和ケア、がん化学療法看護、認知症看護などの認定看護師が在籍しています。
高齢患者様と接する機会が多いので、認知症ケアに関する外部研修に参加したいです。入職1年目の頃、認知症を抱える高齢患者様への対応がうまくいかず、先輩にフォローに入っていただいたことがあったので、その先輩のように専門性を持って関わりたいと思っています。
メンタルサポートも大切にしています。
急性期医療に力を注ぐ当院では、連日さまざまな手術が行われていて、患者様にとっての手術は「人生の一大事」ですから、不安や緊張に丁寧に寄り添っていきたいと思っています。緊急入院で手術を行う患者様に対しては、特にきめ細かいサポートを心がけていますね。
転倒して緊急入院となった高齢患者さんを担当した際、突然歩けなくなってしまい、ひどく落胆していらっしゃたことがありました。こちらから治療やリハビリに前向きになれるような声かけをしていくと、少しずつその人らしさを取り戻し、最終的には杖で歩けるようになって退院される姿を見られて胸が熱くなりました。
整形外科がメインの外科病棟に勤務しているので、手術がとても多いです。当院には、スポーツ外傷・障害を専門とする「関節鏡・スポーツセンター」があり、「北海道日本ハムファイターズ」のチームドクターをしている整形外科医がいるので、スポーツ選手の方もよく入院されます。
そうですね。スポーツ整形に興味がある方は、とても勉強になると思います。当院のすぐ近くには「両国国技館」があり、大相撲力士もよく診療に訪れるのですが、力士専用の大きな血圧計や車いすなども用意しているんですよ。
仕事帰りや休日の楽しみがたくさんあります。
そうなんです。当院は、1923年の関東大震災の際にアメリカから贈られた義援金で設立された歴史ある病院で、親子2代、3代にわたって来院する患者さんも珍しくないほど、地域の方に長く親しまれています。
ええ、遠方から入職する方のために近隣にリーズナブルな独身寮(居住年数3年間まで)を用意し、私も利用しているのですが、とても便利な立地環境で気に入っています。病院からは東京スカイツリーが近くに見えますし、お買い物が楽しめて、錦糸町や蔵前などに気軽に行くことができるんです。
はい。スタッフ同士の仲が良く、20代の独身スタッフも多く活躍しているので、仕事帰りにご飯を食べに行ったり、休みを合わせてミュージカルを観に行ったり、オフの時間も一緒に過ごしています。
リフレッシュの時間も大切にできているんですね。 私の病棟では月4回まで希望休を申請できて、ほぼ100%通るので、休日の予定が立てやすいです。有休もしっかり消化できますし、連休も取得しやすいので、年に数回は富山に帰省して家族とのんびり過ごしています。
8:30 | 勤務開始、申し送り |
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9:00 | 点滴準備・投与 |
9:30 | 環境整備 |
10:00 | 患者様のバイタルサイン測定、看護ケア |
11:00 | 手術準備、手術室出棟 |
12:00 | ランチタイム |
14:00 | ラウンド、処置介助 |
15:30 | 記録、看護計画・評価 |
16:30 | 夜勤者への申し送り |
17:00 | 勤務終了 |
未来の私はきっと…♪
未来のための教訓 | ● ハード面が新しい職場には、働く魅力がたくさんある ● 患者さんの立場になって考え、治療の不安に寄り添っていこう |
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