私、実は看護師6年目の時に、中堅の立場であることや委員会・学会・勉強会などに参加することに重圧を感じてしまい、前の職場を退職して派遣看護師として働いていたんですよね。その後、ゆっくりと丁寧に仕事がしたいと考えて当院に入職し、病院をさらに良い方向に進ませる一助になりたいと考えて、主任職に就きました。

新卒1カ月目の時、超音波検査に向かうために患者さんの車椅子を押していたのですが、道に迷いました。私の焦りが伝わって患者さんをとても不安な思いにさせてしまい、上司には注意を受けました。患者さんを不安にさせたことがつらくて、休憩室で泣いてしまったのを覚えています。先輩が慰めてくれてアドバイスをくださり、とても嬉しかったです。
新人から少し経った頃、30代の肺がん末期の患者さんが急変した時に、無知で上手に対応できなかったことがありました。とてもつらくて、看護師としての転機となりました。急変の対応ができるように3次救急のICUへ転職して自信をつけ、その後、DNAR（終末期で心肺停止状態のときに心肺蘇生措置を行わないこと）ばかりでなく良くなって退院する患者さんと接したい、と思うようになりました。

当院は、地域密着で、外来の患者さんのほとんどの方と顔見知りになることができ、温かい雰囲気で仕事ができます。スタッフ同士は仲が良く、仕事の負担が偏らないように、みんながフォローし合っているので、働きやすいと思います。ぜひ、一度見学にいらしてください。