私の職場選びの基準は、スタッフ同士の仲の良さ。病院規模や知名度よりも、毎日のように顔を合わせる仲間と笑顔で働ける人間関係を優先したいです。そんな私が気になっているのは、アットホームな病院運営を60年近く続ける「京葉病院」。院長・副院長が医療の最前線に立ち、スタッフとともにより良い病院づくりに取り組んでいるのだとか。私を迎えてくれたのは、入職6年目の清水さん。以前は大きな総合病院で働いていたそうですが…なぜこちらに転職したんだろう?では早速、先輩訪問スタート!
清水さん (入職6年目)
新卒時は大規模な総合病院に入職。患者様とじっくり向き合える環境を求めて、卒後3年目に転職を決意。
はい。最初はいろいろな領域の看護に触れてみたいと思い、大規模な総合病院に入職しました。希望通り、急性期~慢性期の幅広い看護経験を積むことができたのですが、夜勤帯が人手不足で独身の若手が入るしかなく、だんだんと夜勤専従のような働き方になってしまったんです。
そうなんです。身体的な負担だけでなく、患者様とコミュニケーションの時間が取れないこともストレスでした。私は人との関わりが好きで看護師になったので、患者様とじっくり向き合える職場で働きたいと思い、卒後3年目に当院に転職したんです。
以前の職場で急性期の整形外科看護に興味を持ったので、整形に強みを持つ救急病院をいくつか見学に行きました。その中で、当院が一番温かい印象を受け、看護部の先輩方が患者様に思いやりを持って接している様子が印象に残ったので入職を決めました。全60床という病院規模も、アットホームでいいなぁと感じましたね。
そうですね。だから、良い意味でたくさんのカルチャーショックを受けました。特に、院長や副院長との距離の近さには本当にビックリ!以前の病院では、院長や副院長は雲の上の存在でしたが、当院では毎日のようにお話しするのが当たり前なんです。
お2人とも、スタッフのことを家族同然に考えていて、いつも温かい気遣いをしてくれます。院長の専門は消化器外科、副院長の専門は整形外科で、外来診療、病棟回診、手術の執刀と、毎日忙しく活躍していますが、看護師が患者様の相談をすると、必ず丁寧に対応してくれるんです。
当院の医師達は、看護師の意見をきちんと聞いてくださるので、仕事がとてもやりやすいです。だから私たち看護師も、医師の手の届かない部分をサポートするため、患者様からいろいろな情報を集めて、治療を進めやすいように協力しています。
そうですね。入院から退院までの間、患者様とご家族は多くの不安を抱えて過ごしているので、少しでも心が晴れるように、積極的にコミュニケーションを取るようにしています。
ええ、当院は全病床が急性期の一般病棟ですが、職員間のチームワークが良いので、業務が効率的に進んで患者様との時間を確保しやすいです。2次救急病院として、救急搬送を積極的に受け入れているため、多い日には5件ほど入院が入ることもありますが、職種を超えたチーム医療で柔軟に対応しています。
夕方に入院が入らなければ定時に退勤できますし、休みの希望も通りやすいので、プライベートを大切にすることができています。実は、入職1年目に妊娠して産休・育休をいただき、現在は5歳になる娘を育てながら働いているんです。
はい。時短勤務を利用した時期もありますが、ずっと常勤です。看護部には育児経験者が多く、子育ての手が離れた先輩ママたちが、新米ママたちの働きやすさをフォローしているので、仕事と子育てを無理なく両立できています。
ええ、保育園の行事や、子どもの急な体調不良による欠勤にも理解があって助かっています。実は今朝も子どもが体調を崩してしまい、午前中に半休をいただき、病院に連れて行ってきました。先輩方が「お子さんを優先してあげて」と言ってくださるので、迷惑をかけて申し訳ないと思いつつ、今は子どものことを優先しています。
そうなんです。看護師としても母親としても尊敬できる先輩ばかりなので、仕事のことも育児のことも、なんでも相談しています。看護部は、新人よりも中堅・ベテラン層が多く活躍しているので、入職後は丁寧できめ細かい指導が受けられると思いますよ。
新人さんが仕事に慣れるまでは教育係の先輩が付き、マンツーマンのOJTを行っています。院内研修はさまざまなテーマで開催されますし、業務に必要な外部研修は日勤扱いで研修費用も負担していただけるので、先日は認知症ケアの外部研修に参加しました。
ええ。院長が講師を務める勉強会なども充実していて、毎回多くのスタッフが参加しています。院長はとても教育熱心で、勤務中にわからないことを質問すると、いつも快く教えてくれるんですよ。院長から直接指導が受けられるのは、当院の大きな魅力だと思います。
はい。院長はイベントが大好きで、毎年恒例の花火大会では、屋上でかき氷やフランクフルトを作って、患者様とお祭り気分を味わったり、クリスマスには「光の日」というイベントを開いて、スタッフの子ども達が患者様にプレゼントを配ったりしています。
はい。職員旅行、バスハイク、納涼会、ボーリング大会、忘年会など、年間を通して行事が盛りだくさんです。だから、スタッフは家族みたいに仲が良く、看護部長は私たちのお母さん的存在!看護師長も気さくな方で、くだけた会話もできちゃう関係です。