介護職か看護師の資格取得を考えているけど、現在は無資格・未経験です。自分が医療業界に合うかどうかを確かめるために、無資格でも働ける職種ってないのかな?そんな私が注目したのは、渋谷区という魅力的な立地で、ケアワーカー(看護助手)を募集しているセントラル病院。ケアワーカーとは、患者様の身の回りのお世話や、看護師が業務に専念できるようにサポートする職種なんだそうです。私を迎えてくれたのは、入職1年目の中西さん。それでは早速、先輩訪問スタート。
中西さん(入職1年目)
セントラル病院 松濤勤務。
現在の目標は介護福祉士の資格取得。
はい。おばあちゃん子だったので、高齢者の方をサポートする介護の仕事に就きたいと思い、特養や病院の介護職として勤務していました。結婚して子どもを授かったのをきっかけに、家族との時間も大切にできるように自宅の近くで働きたいと思い、当院に入職したんです。
大きな決め手になったのは、「神泉駅」徒歩5分・「渋谷駅」徒歩約13分という魅力的な立地です。それから、病院なので看護師さんが多いため、働く上での安心感がありました。私は無資格で医療知識がほとんどないため、患者様の容態に変化があった際、すぐに看護師さんに相談できる環境がいいと思ったんです。
はい、当院では無資格・未経験のケアワーカーも大歓迎しています。資格取得支援制度も整っているので、入職後に介護福祉士や看護師の資格を取得することもできるんですよ。
在籍するケアワーカーの約半数は介護福祉士の資格を有しています(2022年5月)。資格があったほうが自分のケアに自信が持てますし、手厚い資格手当も付くので、私も3年間の実務経験を積んで挑戦する予定です。
主な仕事は、食事・入浴・排泄の介助などの患者様の身の回りのお世話や身体介助です。ほかには、看護用品の点検や患者様情報の他職種への伝達など、看護師さんの仕事を多方面からサポートする役割も担っています。
私たちは看護部所属なので、看護師さんと同じ部署の仲間として協力していることが大きな違いです。それから、当院の患者様は介護施設に入所できないくらい医療ニーズが高いため、些細な変化に気付く観察力を養ったり、医療知識を身に付けたりと、病状の急変を未然に防ぐための学びをしていることも違いですね。
そうですね。でも、入職時には新人オリエンテーションが開催されますし、定期的な院内研修やeラーニングも導入されているため、専門知識は働きながら学んでいくことができます。また、新人が業務に慣れるまでは教育担当の先輩が付き、マンツーマンのOJTを行っているので安心です。
ええ、ケアワーカーの先輩方はキャリア10年以上のベテランさんも多く、とても丁寧な指導を受けることができました。また、当院は人員配置が手厚く、2名体制の介助を基本としているので、先輩や同僚に相談しやすい環境です。入浴介助はケアワーカー2名体制で、排泄介助は看護師とケアワーカーが協力して行っているんですよ。
ええ。3院とも療養型病院で、病院間は徒歩圏内です。ときどき人事異動もありますが、業務内容や患者層に大きな違いはありません。3院を統括する看護部長がいて、看護部全体の教育担当を担う副師長がクリニカルラダーの運用・管理を行い、Zoomを活用した管理職会議・研修を定期的に開催しています。
どの病棟にも看護師とほぼ同数のケアワーカーが配置され、私の勤務する病棟には約12名のケアワーカーが活躍しています。多職種協働の「チーム医療」を推進しているので、看護師とケアワーカーは常に声をかけあって働いていて、すごく仲が良いんですよ!
高齢患者様が中心で、要介護度が高く、車椅子の方や寝たきりの方も多いです。そう聞くと活気のない職場を想像をされるかもしれませんが、実際はすごく明るくて、職員と患者様の笑顔で溢れています。離床時間を大切にしているので、談話室に集まってテレビを観たり、工作や塗り絵を楽しんだり、穏やかに過ごされているんです。
感染対策を徹底した上で、入院生活を彩るレクリエーションや行事の開催に取り組んでいます。レクリエーション委員会が中心となり、月に一度の誕生日会や、季節にちなんだイベントを企画しており、病棟内には手作りの装飾がたくさん飾ってあるんですよ。
とても働きやすい職場なので、あまり大変さは感じませんが、入職当初は患者様との会話が続かなくて悩みました。でも、毎日いろいろな話題でコミュニケーションを取っていくうちに、少しずつ心を開いてくれるようになり、今では患者様のほうから話しかけてくれます。
私の趣味の競馬の話で盛り上がることが多いです(笑)。私が「競馬が好き」と言ったら、親近感を持ってくれたようで、いろいろな患者様と距離が縮んだ気がします。プライベートな話題って「人対人」での会話ができるので、信頼関係が築きやすいんでしょうね。
はい。残業がほとんどなく、休みの希望もほとんど通してもらえているため、家庭も趣味の時間も大切にできています。1歳半の子どもがいるので、休日は家族で過ごすことが多いですが、最近は仕事帰りに銭湯やマッサージに行くのにハマっているんです。
はい。看護部の産休・育休取得実績はとても高く、働くママ・パパもたくさん活躍しています。昇給・賞与・各種手当なども充実していて、頑張りがしっかり評価される職場なので、結婚・出産後も長く安心して働ける環境です。
8:30 | 勤務開始、朝食介助 |
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9:30 | ミニカンファレンス、排泄介助 |
10:30 | 昼食準備、患者様をサロンへ |
12:00 | 昼食介助 |
12:30 | 昼休憩 |
13:30 | 排泄介助 |
14:30 | レクリエーション |
15:00 | おやつ介助 |
16:30 | 勤務終了 |