就職はゴールではなく、スタートライン。
なりたい自分をあきらめず、成長しよう!
なりたい自分をあきらめず、成長しよう!
自己紹介をお願いします。
私は、医療法人社団 明生会が運営する「セントラル病院」の本院・分院・松濤の3院を統括するため、2020年にグループ法人から異動して看護部長に就任しました。セントラル病院の大きな強みは、地域屈指の療養病床数を誇り、看護師とケアワーカーの連携によって、あらゆる高齢者医療問題と向き合っていること。長期入院の受け入れや終末期ケアに留まらず、積極的な治療継続やリハビリ、退院支援にも力を注ぎ、時代に求められる療養型病院の在り方を追求しています。
新人時代の思い出を教えてください。
初めて働いた職場では毎日のように失敗を繰り返し、あまり優秀な新人ではなかったです。でも、患者様とのコミュニケーションは常に心がけていて、脳神経領域の疾患で言葉が出ない患者様にも毎日挨拶を欠かしませんでした。ある時、その患者様が突然挨拶を返してくれるようになり、「私が理想とする看護って、こういう関わりだ!」という想いが込み上げたことを覚えています。あとは、同じ寮の同期と過ごす時間が何よりの楽しみで、夕食後は2人でおやつを食べながら、いつまでもおしゃべりに夢中になっていました。会話が盛り上がるとおやつも止まらず、1年で10kg近くも太ったんですよ(笑)。
学生へのアドバイスをお願いします。
就職はゴールではなく、新しいスタートラインです。これから長い看護師人生の中で、楽しいことも辛いこともあるでしょうが、いつまでも初心を忘れずに、謙虚な気持ちで患者様と向き合って欲しいです。そして、理想の看護師像・介護人材像をあきらめずに、自分の成長のために働きましょう。自分のために働くことが、結果的に職場のため、患者様のためにつながるのだと思います。