旭ヶ丘病院
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地域医療に興味がある私は、患者様やご家族との関わりを大切にできる病院で働きたいと思っています。そんな私が気になっているのは、埼玉県日高市で地域密着型医療に取り組む「旭ヶ丘病院」。さまざまな診療機能を有するケアミックス型病院で、リハビリや退院支援、地域定着支援にも力を注いでいるとのこと。2022年に新本館が開設したとの情報も。私を迎えてくれた先輩は、入職2年目の看護師さん。ではさっそく、先輩訪問スタート!

入職2年目の先輩
滋賀県出身。高度急性期看護や透析看護
を経験後、卒後4年目に旭ヶ丘病院に入職。

2022年度に新本館が開設し、 2026年度には北館を開設して増床予定。
病棟カンファレンスでは、より良いケアの提供に向けて、活発な意見交換を行っています。
先輩は、卒後4年目にこちらの病院に入職されたそうですね。

はい。新卒で救命救急センターを持つ高度急性期病院に入職したのですが、忙し過ぎる職場環境に馴染めず、1年ほど勤務したのちに、透析医療に力を注ぐ慢性期病院に入職しました。そこで同じ看護師でも病院によって求められるスキルが異なることを痛感し、もっといろいろな看護を経験してみたいと思い、ケアミックス型の当院に入職したんです。

こちらの病院では、どんな看護を経験できるのですか?

当院には、一般病床・地域包括ケア病床・回復期リハビリテーション病床・療養病床と、さまざまな種類の病床があり、急性期~慢性期の幅広い看護を経験できます。介護医療院も併設していますし、近年では在宅医療にも力を注いでいるので、介護現場で求められる看護や、訪問診療の同行、訪問看護などにも携わることができますよ。

2022年に新本館が開設したそうですね。

そうなんです。外来機能や入院設備を備える本館を新築リニューアルして、最新の医療設備も導入されました。2026年には旧本館の跡地に北館を開設予定で、57床の増床も図り、全体で199床の病院としてリニューアルを遂げる予定です。

これから更に進化していく計画があるんですね。

ええ。当院の主な役割は、大学病院などの高度急性期病院からの転院を受け入れ、地域移行・地域定着支援に取り組むことで、北館に増床予定の57床は、回復期リハビリテーション病棟28床と地域包括ケア病棟29床を予定しています。また、1日定員30名の通所リハビリも併設予定で、退院後の生活まで継続してサポートできる体制を整えていく方針です。

新人研修で各部署の業務を体験し、 自分に合った看護領域を見極めていく。
入職後は、業務に慣れるまでサポート役の先輩が付き、マンツーマンOJTが行われます。
看護部の教育体制について、詳しく教えてほしいです。

私は中途入職なので受講していませんが、新卒看護師には1年間の研修計画が用意され、座学だけでなく、一般外来・救急外来・各病棟・手術室などの各部署の体験プログラムを受講できます。配属部署ではサポート役の先輩が1年間付き、マンツーマンの丁寧なOJTを受けることができて、夜勤の開始時期なども無理がないように見極めてもらえるから、安心ですよ。

各部署の業務体験ができるのはいいですね。

そうですね。配属の希望はもちろん、その後の部署異動の相談にも柔軟に対応してもらえるため、関心のある看護領域を深めることができます。私は現在一般病棟に勤務していますが、リハビリ看護や退院支援にも興味があるので、いつか回復期リハビリテーション病棟へ異動できたらいいなと考えています。

そうなんですね。院内研修は定期的に開催されますか?

はい。看護部全体の研修だけでなく、ラダーに沿ったレベル別の研修も充実していて、入職2年目以降も能力に合った研修に参加できます。また、業務貢献につながる外部研修の費用は病院が援助してくれるので、院外に学びに行きやすいです。個人のPC・スマホから学べるeラーニングも導入されています。

看護部には認定看護師などのスペシャリストが活躍していますか?

はい。看護部長が認定看護管理者で、感染管理認定看護師も活躍しています。2024年度には特定行為研修を受講予定の先輩もいて、将来的には当院が特定行為研修の指定研修機関となれるように準備が進んでいます。

常に患者様の気持ちになって、 信頼構築につながるコミュニケーションを大切に。
患者様一人ひとりにじっくり寄り添った看護を提供しています。
先輩は、看護をする上で心がけていることはありますか?

相手の気持ちになって考え、行動することですね。病気を抱えながら生活している患者様はさまざまな不安やストレスを感じやすいですから、日頃からコミュニケーションをしっかり取り、安全・安楽に過ごせる環境整備を心がけています。

印象に残っている患者様のエピソードがあれば教えてください。

以前勤めていた病院で出会った透析患者様とのエピソードですが、その方は下肢を切断されていて、私が床頭台に置いた軟膏をご自身で取ることができないことがありました。すぐに患者様に呼び出されて怒られてしまい、その方の手の届く範囲を把握していなかったことをとても反省した思い出があります。

その患者様との関係性はどうなりましたか?

患者様が納得のいくまでコミュニケーションを取り、結果的には信頼関係が深まりました。新人にとって患者様から怒られてしまう経験はショックが大きいですが、どんな対応を望んでいたのかを知るためにしっっかり話し合い、こちらが直すべきところを直していけば良い関係が築けると思います。

コミュニケーションって大切ですね。

そうですね。患者様とのコミュニケーション不足は、失敗やトラブルにつながります。新人の頃は患者様と話がしたいと思っても、業務に追われてなかなか時間をつくれないかもしれませんが、先輩から時間配分のコツなどを教えてもらい、1日のスケジュールをしっかり管理できるようになるといいと思います。

プライベートを充実させながら、 看護師としての目標も達成していきたい。
地域医療に熱い仲間が集まっています。ぜひ一緒に働きましょう!
働きやすさはどうですか?

忙しい日もありますが、残業が月平均5時間程度と少なく、ONとOFFのメリハリを大事にできるところが働きやすさにつながっています。看護部には小さなお子さんを持つママさんも多いため、「定時に帰ろう!」と協力し合う雰囲気があり、仕事の後に自分の時間をつくりやすいです。

お休みの希望も通りますか?

ええ、希望休はほぼ100%通ります。有休も積極的に消化できるので、ときどき連休をいただいて実家に帰省したり、友人と旅行を楽しんだりと、リフレッシュの時間を大切にしていますよ。

職場の仲間とはプライベートでも交流がありますか?

はい。職場周辺に飲食店やカフェが充実しているので、先輩や同僚とよくゴハンに行きます。私は当院に入職する際に関西から引っ越してきたので、当初は知らない土地で生活を楽しめるか不安でしたが、職場の仲間のおかげでプライベートが充実しています。

最後に、先輩の将来の目標を教えてください。

今以上に自信を持って患者様と向き合っていけるよう、勉強を続けていくことが目標です。看護部のキャリアサポートは手厚く、認定看護師やAMAT隊員(全日本病院医療支援班)などの資格を持つ先輩も複数活躍しているので、私も自分に合った看護領域を見つけて深めていきたいと思っています。

1日の仕事の流れ(日勤)
8:00 出勤、担当患者様の情報収集、点滴準備、内服薬確認
8:30 勤務開始、申し送り、カンファレンス
9:00 担当患者様のラウンド、抗生剤等点滴投与
9:30 患者様の看護ケア(オムツ交換、清潔ケア、処置等)、バイタルサイン測定
11:30 ランチタイム
12:30 患者様の食事介助、経管栄養介助、服薬介助、口腔ケア
14:00 看護計画評価、電子カルテへ看護記録入力、入院患者様対応
15:00 カンファレンス、環境整備、看護ケア
16:00 担当患者様の最終ラウンド後リーダーへ申し送り
17:00 勤務終了
職場でお世話になっているのは?
現場の声を大切にしてくれる
川野看護部長♪
看護部長は認定看護管理者の資格を持っていて、現場の声に寄り添ったマネジメントをしてくれています。
職場の自慢できるところは?
2025年に北館をオープン予定で、
増床も計画中!
57床の増床計画に伴い、看護部では大幅な増員を予定。採用活動に取り組んでいます。
今日はお休み!何して過ごす?
サイクリングで
気分転換☆
休日は趣味のサイクリングやドライブを楽しんでリフレッシュしています。
お会いした先輩からは、「旭ヶ丘病院」で経験できる看護や、職場環境の魅力について詳しく聞くことができて大満足!新人教育も充実していて、各部署をまわる業務体験研修はぜひ受講してみたいと思いました。働きやすさも整っていますし、2022年に新棟が完成したばかりなのでハード面もきれいで、2026年の増床リニューアルに向けた取り組みも気になります!ここならきっと、未来の私が活躍できそうです。
●患者様の立場に立って考え、行動できるようになろう
●1日の業務スケジュールの管理をしっかり行おう